
先日、銀泉台から赤岳〜白雲岳へと行ってまいりました。
銀泉台は紅葉シーズンになると混雑するので、気軽に行けるうちにシーズン前にトライ。
駐車場の広い銀泉台は、ご覧の通りやや空いていた。
ここから少し登っただけでも遠くまで見晴らすことができ、お花畑もほど近い。きっとそれが人気の理由だろう。
銀泉台の駐車場は眺めが良い
ここへ来る途中、車のガソリンが切れそうになったので、上川まで引き返しスタンドの開店を待ったために9時からの登山開始となった。
てな訳で今回の登山では思わぬトラブルにより銀泉台に到着するのが遅くなってしまったが、きちんと早い時間に到着できれば銀泉台の標高の高さを感じる眺めを堪能できる。
これは数年前の白雲岳登山のときの銀泉台からの眺め。
早朝だったので山にガスがかかり気分を高めてくれる。早起きは三文の得というが、登山するときには全くもってその通りだと思う。
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銀泉台から赤岳〜白雲岳への登山の記録
半月ほど前に自転車で転んで膝を痛めてしまったこともあり、リハビリを兼ねて赤岳、余裕があれば白雲岳ということで、膝と相談しながらの登山となった。
わたしは固定ギアの自転車に乗っているので、こけるときは往々にして2~3m飛んでしまう。そんなときはいつも大怪我寸前になる。
赤岳を目指して
てなわけでますは赤岳山頂を目指す。
赤岳は、まるで観光名所のようなお花畑がたくさんあり、コースも長くはなく難易度も初級の山である。標高差は580m。
途中で雪渓も見られるが、今年の北海道はとくに寒く昼間以外は冷え込んだためか大きな雪渓が残っていて小川が力強くて綺麗だった。
少し離れたところからも小川の音が聞こえる。
赤岳の見所は序盤から中盤にかけての道中だ。
お花畑や雪渓など、山のディテールを間近に感じることができる。
後半はややキツい登りと平坦な頂上が待っている。
赤岳山頂の標識
というわけで登り始めから2時間弱、赤岳の山頂標識に到着。
数年前に赤岳に登った際、頂上で他の登山者と話していると「ここは赤岳の山頂からズレているんだよね」と言われ、GPSを見せてもらったのを覚えている。
たしかにガイドブックに記載されている山頂と標識もズレていた。
本当の赤岳山頂はこれらしい。
丁寧にも山頂まで続く道には✖︎印があったので、きっと危険だということなのかもしれない。写真は赤岳山頂標識の裏から北を向いて撮影。
ということで次は白雲岳を目指す。
赤岳から白雲岳へ
赤岳から白雲岳へは1時間も歩けばたどり着くことができ、標高差は150mしかないためダラダラと進む。
白雲岳の難易度はガイドブックで中級とされているが赤岳からはほど近く、余裕があったら挑戦してみると良いと思う。
途中、平坦な道でエゾユキウサギと遭遇しつつ、白雲岳分岐をすぎたところで白雲岳のたもとにたどり着いた。
あの白雲岳の向こう側にはゼブラ柄の雪渓が見られるのだが、ご覧の通り厚い雲が視界を遮っている。
そして白雲岳山頂。手前は晴れ間が覗いていたが、案の定向こう側は見えない。
今年に入ってから知ったことなのだが、白雲岳頂上の真下には春頃に”幻の湖”というのが出現するらしく、ある人物がSNSにアップしてからというもの密かに人気らしい。
ちょうどこの辺りかな?
季節にするとゴールデンウィークが終わった5/20あたりが見頃らしい。
来年あたりは幻の湖を求めてリベンジしてみたい。
白雲岳に後ろ髪を引かれつつ、無事に下山。今日もごちそうさまでした。
以上、「銀泉台から赤岳〜白雲岳への日帰り登山の記録」でした。